2016. 03. 20

ご報告:大人の遠足・第3弾「上田紬の機織り体験」


春直前というのにぐっと冷え込んだ先週初め
手仕事を感じるべく、
雪もちらつく長野県上田市へ。
イトノサキでもご紹介している上田紬の「小岩井紬工房」さんへお邪魔して
機織りを体験してきました。


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長い歴史を感じさせる工房には、
凛とした気持ちいい空気が流れ、
使い込まれた機や道具が並び、
美しい糸たちがまとめられている。
それを目にしただけで
みなさん、ちょっと興奮気味な笑顔に。

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まずは思い思いのヨコ糸を選び
いざ機織りへ
  *タテ糸はすでにセッティング済み
初めに基本の織り方を教わって、
さあ、これから織ります!


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・・・織り進めていくのですが、
これが中々単純にして難しい。
筬(おさ・織物を織る時に経糸を通しておくもの)の打ち込む力加減や、
耳端の糸の渡し方など、
糸に対する細やかな気配りをしないと思うような表情が出せない。
これを何時間、何日もかけて織り続ける織り手さんの根気は
やはり、すごいです。


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今回体験したヨコ糸を入れて織っていく作業というのは
実は織物の工程の中では最後の方の仕事。
この作業に行き着くまでには
糸を染め、計算しながらタテ糸・ヨコ糸を準備して、その糸を機に張り、
そして、やっと織ることが出来る

一つの織りものが出来上がるまでにどれほどの 時間と
人の手がかかっているのか。
ことさらに、丁寧な手仕事は奥深いと感じずにはいられませんでした。



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織り上げた作品は、テーブルセンター、花瓶敷きなど
それぞれの個性がいい味わいとなって出来上がっていました!
参加者のみなさんも、自分で織ったものということもあり
嬉しさもひとしおといった感じ。

カタンカタンという機織りの音も心地よく、
みなさん黙々と織る作業に没頭
すごく楽しく、充実して濃密な体験ができました!

その後、信州ということで美味しい お蕎麦を堪能。
大河ドラマの舞台となった上田を少しご案内いただいたり
至れり尽くせりの工房訪問と上田を満喫しました。

小岩井カリナさんはじめ、小岩井紬工房の皆さま
色々お世話になり、本当にありがとうございました!
お茶請けに出していただいたお漬物もとても美味しく、
お心遣いに心癒されました。



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そして・・・、なんと今回は宿泊での大人の遠足。
都合により 日帰りの方は後ろ髪を引かれつつ帰られましたが、
宿泊コースのみなさんとは別所温泉で一泊。
翌日には松本に移動して、
地の食材を使って丁寧に作られた日本料理のお店とギャラリーを訪ね、
盛りだくさんで欲張りな遠足を楽しみました。




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一つひとつを丁寧にするということ。
単純だけれどもそれを続けていくことが何よりも大切なことだと
あらためて気付いた今回。
とても 有意義な時間でした。


それぞれの作り手に感謝を。
ありがとうございました。



イトノサキでは
これからも手仕事を感じることができる
「大人の遠足」を企画していきます。
百聞は一見に如かず
見て、触れて、体験してわかること、知らないことはまだまだたくさん。
色々な手仕事を知っていただけましたら幸いです。


小岩井紬工房 → こちらの工房では、工房見学と機織り体験を随時受け付けていらっしゃいます。ご興味のある方は一度覗いてみてください。


*大人の遠足についてなどのお問い合わせはこちらへ



   










posted by itonosaki at 19:13 | 日記