2017. 06. 25

アガパンサス

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梅雨ならではの恵みの雨を受け、
今年もいつもの庭先ではアガパンサスの蕾が色づいてきました。
そして、イトノサキにも只今アガパンサス、咲いております。



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竪絽の透ける線と糸目友禅の繊細な線が相まって
「知的な装い」の花言葉どおり、
美しく涼やかで控えめながら華のある姿
この季節に見惚れてしまいます。



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先シーズンは、染め帯の「アガパンサス」をご紹介し、素敵な着姿を見せていただきましたが、
今シーズンは新たに着物として美しい場面に華を添えていただけるのではないかな。
とても楽しみですね。


さて、どんなシーンへ出掛けられますか?



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☆訪問着「アガパンサス」→ 東京手描き友禅・今井晴子

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posted by itonosaki at 19:20 | 日記

2017. 06. 23

幻とならないように:素材と作り手を繋ぐこと

空梅雨が続いています。水源は大丈夫??
この夏はどれほど暑くなるのでしょうか。
いまからちょっと心配です。


さて、昨年ご紹介いたしました。希少な「野州麻」の帯
今シーズンもようやく届きました。
*昨年の野州麻についてのブログはこちら☆



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ハリがあるのに柔軟でしなやかな布味は
触れるたびに感じる穏やかなひんやり感。
苧麻と手紡ぎ木綿の「ぐんぼう」の縞きものを合わせて。
風が通りぬける夏の一番涼しい着姿です。


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苧麻を育て、績む作り手も少なくなっている今、
さらに深刻なのは「麻(大麻)」のこと。
古来より、日本人の暮らしに寄り添って育まれてきた大麻ではありますが、
昨年の邪な人々の行動によって、大麻栽培に対する規制がさらに厳しくなり、
神事など日本の文化としての「大麻」を継承しようとしている現場にもかなりしわ寄せがきているとのことで、
今回は2点しか織られていません。

そして、この野州麻を織られていた織り手の方も昨年末にお亡くなりになってしまい、
実際、来シーズンの帯を作ることができるかもわからない現状。
本当に幻の帯となってしまうのでは?!という危機感を感じずにはいられません。



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素材を作ること、モノを作るということ
今日まで繋げてきた色々な事柄は、
時代によって淘汰されていくのも致し方ないことかもしれないですが、
今一度、立ち止まって周りを見渡す時が必要なのではと切に思います。
無くなってしまってから気付いて後悔しないように。



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☆野州麻八寸帯 → みのる小紋(長島繊維)
 *2点のうちの1点が幸せなことにイトノサキに。。大変嬉しいです。

☆上布「ぐんぼう・縞」→ 染織家・堀口度子
 経糸に手績み苧麻/手紡ぎ木綿、緯糸に手績み苧麻を用いた交織(ぐんぼう)紬。
 南の島の市井の人々が日常着として自分たちで織り身につけていたぐんぼうは、
 着心地良く、袖を通せば通すほど柔らく馴染んできます。
 *2016年度日本民藝館展準入選作品



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posted by itonosaki at 18:50 | 日記

2017. 06. 21

紫陽花から朝顔へ

ひさしぶりの梅雨らしい雨に
鮮やかにみずみずしく咲く紫陽花
恵みの雨ですね。

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さて、遅くなりましたが、
18日までの企画展
「布と器展:見野大介のうつわ × 青の布モノ」には
たくさんの方にお運びいただき、
楽しく充実した時間となりましたこと心より感謝いたします。
みなさまありがとうございました!

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見野さんのうつわの一部アイテムと青の布モノの一部商品は、
そのままイトノサキにてご覧いただけることとなりましたので、
今回お越しいただけなかった方は、
またあらためてお運びいただけましたら幸いです。



また、しばらくは常設アイテムが並び
ゆったりとしたイトノサキですが、
実は常設の店内の時の方が
ゆっくりと色々なアイテム(まだまだご紹介できていないモノ多数あり)を
ご覧いただけるチャンスなのですよ。
梅雨の合間に遊びにいらしてくださいね。



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そして、7月初めの朝顔市を始めに
季節は緩やかに紫陽花から朝顔へ変わろうとしています。


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手描きで描かれた朝顔の夏帯




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生垣に見立てた格子絽の地紋も涼やかに
かすかに施した繊細な糸目の銀彩は、朝露のごとくほんの一瞬の時間を表現して
上村松園の描く透きとおるようなたおやかで美しい一瞬の景色となって
季節を感じずにはいられません。


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気が付きましたか?
実は朝顔正面の絵柄は無く、あえて後ろ側からの景色を描いています。
萼と花びらとの間に見える薄っすらとしたムラサキや瓶覗色は
大人の女性の奥ゆかしさと艶っぽさが覗いているかのよう。


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日本人の琴線に触れる情景
季節限定の楽しみもまた良きかなと。


☆絽九寸名古屋帯「朝顔」→ 東京手描き友禅・今井晴子
☆綿絹縮「綿綿」→ 結城 龍田屋


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posted by itonosaki at 20:41 | 日記