2018. 06. 06

芒種の始まり:型染めのコト


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とうとう東京も梅雨入りの今日
ちょうど二十四節気での芒種の始まりと同じ
実りある植物の種を蒔く頃
これから雨模様の日が多くなりますね。



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爽やかな麻の風合いと
抑えたブルーグレーの中に広がる伸びやかで軽やかな一面の麦
梅雨が過ぎ、麦の穂がふさふさと実る季節に思い馳せて



この「麦の穂」を染められた昨年自身初の個展をイトノサキで開催した松永恵梨子さん
彼女も参加している展示会「カタコトの会展」に先日伺ってきました。



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カタコトの会とは、
伝統的な伊勢型紙を作る職人、
その型紙を使い染める職人、
その染められたモノを纏い身につけ日々楽しむ人たちが
それぞれの立場や世代や色々な垣根を超えて「コト」を起こそうとスタートした会

古くは奈良時代に大陸から渡ったとされ、
その時代時代に合わせて変化を遂げてきた型染めですが、
型を掘り、染めると言う道筋は変わらずに今に至ります。

ただ哀しいかな、効率やスピードを追い求めてしまった現代では
手作業による工程を守ることができず、やがて途切れ途切れになり、
次の時代には消えて無くなりつつあるという本当に切羽詰まっているのが現状です。

知らないことは罪ではないですが、
知るということで広がり繋がる何かはあると思っています。

梅雨に入り、出かけるのも中々億劫になりがちな6月ですが、
これはぜひ見て触れてほしいなと思う「コト」です。


第2回カタコトの会展
「型彫り、型染め、カタヤブリ!」

会期:2018年6月4日(月)〜6月10日(日) [7日間]
時間:11:00〜18:00 [最終日17:00終了]
会場:東京松屋インテリア和紙ショールーム・ショップ
/4階庭園ホール・4階和室アネックス・2階展示場
入場無料

昨年ご好評いただいた『カタコトの会展』を今年も開催いたします。
今年は、毎日2回イベントを開催。
カタでコトをおこす仕事をぜひ間近でご覧ください。
https://www.facebook.com/events/2079360078966295/




そして、8日金曜日からのイトノサキの企画展でも
型染め技法の「紅型」もご紹介しています。
週末は型染めを楽しむ展示巡りなどいかがでしょうか。


6月企画
「南の風・紅型と自然布」
2018年6月8日(金)ー 6月17日(日)


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色鮮やかで美しい自然を映す紅型の染め
風通る細く繊細な上布のしなやかさ
どこか懐かしく優しさと強さを感じさせる佇まい
南の国の自然から生まれる手仕事に、
ふれる時間をお楽しみください。

◇手仕事のお品物 ◇
紅型帯/着物、上布着尺/帯、麻帯、自然布小物、ショールなど


【出品】
琉球びんがた・宮城友紀
上布染織・堀口度子
いらくさ・西川はるえ
草木染織布・下地康子



*商品の詳細などお問い合わせはこちらへ


posted by itonosaki at 23:00 | 日記