2015. 04. 25

絵画のごとき

青い空に緑映える新緑のこの日
気持ちいい帯がイトノサキに到着


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「イエロー・モンドリアン」

線と面による独特の抽象的作風を確立したオランダの画家
ピエト・モンドリアン(1872年〜1944年)へのオマージュとして
織上げたもの

地の経糸はちょうどキャンバスの下塗りをするかのように
三つ編みにして極薄に染めている
そうすることで白い中にうっすら陰影が出来き
豊かな表情が見えてくる

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そしてその経糸のみにブラッシングカラーズという技法で
黄色と青の染料を刷り込む
色鮮やかに染められた色を更に引き立ている黒い枠取りが
全盛期のモンドリアンを彷彿とさせる
まさに絵画を描くように織られた帯

糸を吟味し素材にこだわり、
表現のための技法にこだわり、
色、音楽、絵、花、感触、香りなど
すべてを集約してつくりあげるその織りモノには
作り手の真摯な姿勢が垣間見える

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この帯はまだ完成していないと作り手は言う
「これを締めていただいた時が、完成形です」

人が纏う姿を楽しげに想像しながら
作り手は、今日もまた織り続けています。



☆織九寸名古屋帯「イエロー・モンドリアン」→ 染織吉田

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posted by itonosaki at 15:39 | Comment(0) | 日記
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