2017. 11. 16

お棗・雅な文様の意味を思いつつ。


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昔から続くお道具の一つ 棗(茶入れ)
今回も落ち着いた華やかさと優美な作品が届きました。
それぞれに施された伝統的な文様には様々な意味があり、願いが込められていたりします。


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お雛祭りの季節に目にする「貝合わせ」文様は、
内側に美しく絵が描かれた貝と
それぞれ対となる貝を探す平安時代のお姫様達が興じた雅な遊び
もともと同じ貝はぴったり合うものの、違う貝では全く合わないということから
夫婦円満、家庭円満の象徴となり、
吉祥文様の一つとして着物の意匠やお雛道道具にも今も使われています。


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何気なく目にしていた絵柄の意味を考えながら、
昔の人の気持ちを少し垣間見ることができるのも伝統の技術があればこそですね。
うーん、実に細かくただ美しいです。


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そうそう昨日は、七五三のお祝いの日でしたね。
この七五三も子供達が健やかに大きく育つようにと願いを込めて続けられてきた風習の一つ。
この一週間は可愛いお着物姿に嬉しそうなお嬢ちゃまや
かっこいい衣装に凛々しく(?)ポーズをとるやんちゃな男の子を見かけては、
自然と笑顔になっている大人たち(当然店主も!)が、続出していることでしょう。


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可愛いお衣装を誂えたのがもう1年前(昨年のブログはこちら☆)とは思えないほど時間は早く過ぎ、
子供達もあっという間に大きくなってしまう。。。
一抹の寂しさを感じつつ、
これからも子供たちが楽しそうに無邪気に笑える毎日だったらいいと
切に願う今日この頃。


☆貝合わせ 大棗
☆桜川面棗
☆若冲意鶏蒔絵 彫溜大棗
上記全て、漆工芸 大下香仙工房・大下宗香(四代目大下香仙工房主宰)

☆染九寸「宝尽くし」→ 東京手描き友禅・今井晴子



美しい手業を間近に見ることができるのは19日までですよ。



『漆のうつわ・もうひとつの Classic Ko 』Second exhibition
2017年11月15日(水)ー 11月19日(日)
 漆工芸 大下香仙工房



モダンで美しい蒔絵ジュエリー「Classic Ko」と漆のうつわ「KOUkoubou 」
どちらも伝統の装飾技術を現代に受け継ぎ、
常に新しい漆工芸を追求する大下香仙工房が作り出す心惹かれるモノたち


今回も日常使いからお茶道具、
新春のしつらえに揃えたいうつわを中心に、
異国を想わせる蒔絵ジュエリーなど、
唯一無二の漆の手業・大下香仙工房の世界に触れてくださいませ。


*展示・商品についてなど、お問い合わせはこちらへ



posted by itonosaki at 21:04 | 日記