2019. 02. 10

何層にも糸を配したパワーある帯:店主お気に入りをゆっくりじっくりご紹介(シリーズ?)


真綿糸を使った八寸帯も
色々な織り方や表現があります。



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特に難易度が一番高いと思われるこの帯
何層にも糸を配し、立体を構築するような感覚で
織りあげられています。
*決して後から刺繍しているわけではありませんよ。



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一見自由に見えながら節度を持ち
きちんとした織り手の技術と
感性を重ね合わせたパワーを感じることができます。



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指にあたる糸の感触
目に見える布味の感覚
あるいは筬(おさ)を打つ音の感覚


職人の技術を押し付けるでもなく
絶妙な造形は
長年織り続けたからこその表現



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次に続く作り手にバトンを渡し
これを織られた熟練の職人はすでに卒業され
立体的パワーを持つタイプは
今現在この帯を合わせて数本のみ



これからを託された若手の職人が
この景色に到達するには
今少し先となるかもしれませんが、
織り続けて欲しいと願わずにはいられません。



☆真綿織八寸「反射屈折アート」:藤田織物(京都・千藤)



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posted by itonosaki at 19:58 | 日記