2019. 02. 17

「わたしゃどうでも酒さへあれば青梅桟留着た心」:店主お気に入りをゆっくりじっくりご紹介(シリーズ?)


店主お気に入りをゆっくりじっくりご紹介(シリーズ?)
さて今回は、言わずと知れた青梅嶋着尺のご紹介



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イトノサキにお越しいただいたことがある方は
店主がこの青梅嶋を着ているのを度々見かけたことがあるのではと思います。




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タテ糸に絹糸と綿糸
ヨコ糸に綿糸
綿糸には天然藍、絹糸には天然藍・梅・ヤマモモなどの天然染料




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ほんの18%前後の絹糸が織り込まれているだけで
抑えた光沢としなやかな風合いが加わり、
ほどよい着心地と着付けのしやすさ、
また小粋な雰囲気が魅力的な織物です。



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鎖国の時代 出島などから色々な文化が伝来した江戸期には
庶民文化が花開き、世界に類を見ないハイクオリティの綿織物も
遠くインドのセントトーマス島から渡り(桟留嶋、奥嶋唐桟)、
日本各地で綿織物が広まっていったようです。
その中でも青梅嶋は「江戸の粋」として一斉を風靡し
みんながこぞって欲しがったモノだったらしい。


現存する江戸末期〜明治初期に織られたであろう当時の青梅嶋は郷土博物館にある3反のみ
明治中期に入って一旦途絶えてしまいます。

その後時代を経て、郷土にこんなに素晴らしい織物があると立ち上がった壺草苑さんは
考えうる江戸時代の技術でこの3点を復元 ← すごい!




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そして現代の人たちにも江戸の粋を感じてもらいたいと
この手織りで復元した3点に限りなく近づけるよう試行錯誤を繰り返し、
機械織りながら忠実に独特の風合いを再現
ようやく身につけ触れることができる織物を完成させたのです。



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つい最近にはこの復元された3点の生地見本も添付してある希少な本も自費出版!
壺草苑さんの並々ならぬ思い入れを感じますね
*書籍:青梅嶋ものがたり←こちらも販売しています。



☆交織着尺「青梅嶋」→藍染工房 壺草苑
☆本場結城紬八寸帯・横段絣 → 結城龍田屋
結城の真綿糸の軽さと絣で表現したブルー・グラディーションの横段デザインが爽やかな印象の八寸帯
青梅嶋と合わせてスッとした小粋な大人の普段着に。



*商品についてなど、お問い合わせはこちらへ
posted by itonosaki at 20:42 | 日記