2019. 03. 08

用の美・その布の意味をあらためて感じたくて:本日より。

雨上がりの晴天 弥生の初め
「小粋に・木綿好み」 として、
スマートでハンサムな木綿帯スタイルのご紹介
本日よりスタートです。



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初日のイトノサキ店主は
無地紬に福永世紀子さんの潔い縞柄九寸帯で。




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手紡ぎ木綿の帯は
ほっこり柔らかな印象にされることが多いかと思いますが、
色をおさえてすっきりシャープにハンサムな取り合わせ



単純な藍の縞ですが
手紡ぎ木綿の糸味と
程よい柔らかな織り風に懐の深さを感じ、惹かれて、、、
よしっ!と、昨年8月に土佐の福永さんの工房へ。



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山間のダム近くにあるその場所は
どこか懐かしいような景色が広がり

手入れの行き届いた古民家の工房には
BGMにジャズが流れ、ゆったり居心地よく

真摯に、でも楽しく織りの作業をされている様子が
織りの道具や設えなどから窺い知ることができました。



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糸車と円錐形に紡いだ糸


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この何気に使い込まれている丹波布のお座布団がすごく良い!



元々はインテリアテキスタイルデザイナーをされていた福永さん
今も丹波布に魅せられつつ、オリジナルの丹波布の表情を壊すことなく
ご本人なりの洒落たひと欠片をプラスした福永さんの丹波布は
(*あくまでも丹波布の応用とご本人はおしゃってますが)
大らかで、凛として、自由でチャーミングなお人柄が作品にも表れています。




そしてその工房訪問の時に
復元された丹波布の沢山の織り見本からオーダーした中の1点が
今回ご紹介のこちら


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*画像では、その魅力の数%しか表現できず、、。



織り見本の段階でも素敵だなと思っていましたが、
織り上がってきた作品を見たら想像以上にすごくいい!!



丹波布のルーツは夜具時や使用人の衣服に使われるなど
市井の人たちの普段の生活に沿って生まれた用の美のモノ
その布の意味をあらためて感じたくて。。
あえての半幅帯です。


これを日々事あるごとに身につけて
クタクタ感が出るまで使い込んで使い込んで
育てた先を想像して。。。


長い長ーい楽しみになりますね。



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お土産にいただいたフレッシュなすだち



☆土佐手縞 丹波布応用・半幅帯 → 土佐手縞・福永世紀子
☆御召・無地/黒 → 秦流舎



【丹波布】
江戸末期〜明治初期まで現在の丹波市で、織られていた木綿の手紡ぎ手織の布
経糸に太い手紡ぎの木綿糸を使い、素朴な柄と草木染の風合い、木綿特有の糸味、
緯糸に絹の手紡ぎのつまみ糸をほんの少し入れ交織された美しい用の美の布
一度は廃れかけたものを柳宗悦が発見、あらためて見直されて復元され織られるようになる


【プロフィール・福永世紀子】
1941年高知生まれ
綴織りの人間国宝細見華岳氏に師事。のち「丹波布」に出会い丹波布の復元に取り組む。
独自のデザインから生まれる「土佐手縞」として、今も日々ゆるやかに糸を紡ぎ、織られています。
6枚綜絖、8枚綜絖の組織織りを中心に平織りなどの日々織りを追求。






「小粋に・木綿好み」
3月8日(金) – 3月17日(日)



春一番に
丹波布に魅了され自然の素材を愛おしみながら、
見て心落ち着き、触れて心地よい織りを追求してやまない
土佐手縞の福永世紀子さんの木綿帯を中心に
小粋でスマートな木綿帯スタイルをイトノサキ的にご紹介
これからの季節を織りの風合いとともに楽しんでいただけましたら幸いです。



【お品モノ】
木綿帯(丹波布/八寸・半幅・九寸)・木綿帯いろいろ・御召・三才山紬・春小物




*商品についてなど、お問い合わせはこちらへ


posted by itonosaki at 19:09 | 日記

2019. 02. 22

幸せの春告げ鳥 とともに


日に日に暖かくなる2月終わり
幸せの春告げ鳥 とともに
新しい季節がやってきます。



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控えめな宝尽し刺繍の施された付下げに
小鳥舞う帯




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上代御召の独特なしぼは
適度な張りと柔らかさがあり着るほどに身に馴染み




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やや薄い水浅葱色に
白からグレーベージュの刺繍の色使いが上品




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遊ぶ鳥たちや唐花のところどころ見え隠れする金泥のか細い線は
蒔絵のような質感を醸し出す




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今までのご縁に感謝をしつつ
来る季節の出会いにワクワクする季節に
寄り添う揃え


今からお支度すれば
卒業式には少し間に合わないかもしれませんが
入学式や春の宴には間に合うかな



春は楽しいこと目白押しですね。



☆刺繍着尺・寿ぎ御召 → 秦流舎
☆染九寸「humming」 → 東京手描き友禅・クワバラマキコ


カシミヤロングニットカーディガン
2018/19 今シーズン最終オーダー受付中
《特別受注期間》2月13日(水)〜2月28日(木)まで
*期間中の月・火の定休日には受付は出来ません。
*店頭には商品サンプル・糸見本帳をご用意しています。
 風合いなどお確かめの上、お好きなカラーでオーダーしていただけます。
*来シーズンは現価格より4,000〜5,000円ほど価格UP予定です。

気になっているけれどこれから暖かくもなるし
来シーズンにと思われていた方も今一度ご検討くださいませ。




*商品についてなど、お問い合わせはこちらへ


posted by itonosaki at 18:38 | 日記

2019. 02. 21

雨水の時:イエローで気持ちもUP


頃は二十四節気「雨水」
降る雪が雨へと変わり雪解けが始まる時

雨の日をさかいに
急激に暖かくなったような気がします。
花粉症の方は辛そううですが、、、



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お花屋さんではミモザの黄色に目が留まる
鮮やか黄色はなんとなく元気をくれるようで
もう春だ♪ と気持ちもグンとアップしたり。





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この小粒なピアスはなんとmimosa
極小のツブツブ感が繊細で美しい造形はまさに
mimosaそのもの






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そして早くも上布
単衣から夏を過ぎ単衣までを楽しめる帯 です。
ヤマモモの自然な黄色が凡庸になりがちな格子を
粋でこなれた印象に




あー
早く春よ夏よ来い・・・!




☆mimosaピアス(18K) → 銀線細工 松原智仁
☆上布織九寸「格子」(お仕立て済) → 染織・堀口度子




カシミヤロングニットカーディガン
2018/19 今シーズン最終オーダー受付中
《特別受注期間》2月13日(水)〜2月28日(木)まで

*期間中の月・火の定休日には受付は出来ません。
*店頭には商品サンプル・糸見本帳をご用意しています。
 風合いなどお確かめの上、お好きなカラーでオーダーしていただけます。
*来シーズンは現価格より4,000〜5,000円ほど価格UP予定です。

気になっているけれどこれから暖かくもなるし,
来シーズンにでもと思われていた方も今一度ご検討くださいませ。




*商品についてなど、お問い合わせはこちらへ
posted by itonosaki at 18:55 | 日記