2017. 10. 13

秋の景色と小紋染

夏日の翌日
今日は冷たい秋の雨。
気温の変化が激しすぎます。。。



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さて、昨日より始まっております「松永恵梨子 小紋染展」
秋の眺めがそこかしこに散りばめら
楽しい空間となっています。



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柄わずか10cmほどの型
もう裸眼では見えない極小の点を表現する染の手業。


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↑こちらは伊勢型紙10cm四方の中に何種類もの柄(型紙:那須恵子作)


伊勢型を彫る職人がいればこそ染めを表現でき、
染の手業があればこそ、極小の点を彫ることができ。
それぞれの手業があって初めて身近に見て触れることができる美しい布たち


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極々細かな小紋柄を組み合わせて染められたアイテムは
新しい小紋染の先を見せてくれています。
この機会にぜひ透明感のある染めの手業に会いにいらしてくださいませ。



松永恵梨子 小紋染展
2017.10.12 (木) − 10.16(月)
*期間中お休みはありません。
*最終日:16:00まで。


全日、ご本人も在廊予定です。
江戸小紋の染工所で経験を積んだ細やかな技術と
現代的な色使いに新しい風を感じるのではないでしょうか。
秋のひと時お運びいただけましたら幸いです。


松永恵梨子 
<プロフィール>
1982年 東京生まれ
2004年 大学卒業後、江戸小紋の染工所に就き、
     伝統工芸士石塚幸生氏から江戸小紋を学ぶ
2016年 山梨,白州にアトリエを構え個人活動を開始
              型紙を使って着尺や帯、暖簾などを染める
     「カタコトの会」参加



*展示・商品についてなど、お問い合わせはこちらへ


posted by itonosaki at 20:16 | 日記

2017. 09. 29

素材の持つ力にそっと手を添えて

雨上がりの朝
窓を開けた瞬間に秋がぐっと近づいて来たのを感じます。
見れば葉っぱも少し色付き始め、いよいよ秋ですね。


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ナズナやシダなど身近な草木を取り込んだ風情ある小皿
成型した作品に葉っぱそのままをはり、
素焼きをすると自然そのままのシルエットだけが残る

このざらっとした質感と夜露のように散った釉薬の
なんと絶妙な景色なのだろう




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ふわりと軽くざっくりとした印象の
真綿八寸帯も
よくよく見るとかなり複雑な糸使いにクギ付け。


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ほぼ撚りがかかっていない色とりどりの真綿糸は
職人の手業によって様々に変化し
硬くもなく柔らかすぎず好い加減で織り込まれていく


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気負いなく見えるけど存在感がある


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意図したデザインはあるものの、
素材の持つ力に委ね
少し手を添える感覚こそが
職人の仕事なのかと。

この土モノ・布モノを見て思うこと


☆炭化小皿→ 音彩工房・加藤音
☆織八寸→ 藤田織物(京都・千藤)



そして、ラスト2日です。

爽秋のお支度
「長月の手仕事」展
 2017年9月20日(水)ー 10月1日(日)




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済んだ青空が心地いい風を運ぶ時、
手仕事で生まれたモノたちも季節の色を映します。
秋の彩りを日々の暮らしにプラスして
実りの時間をお楽しみください。

◇手仕事のお品モノ◇
草木染紬着尺・手織り八寸帯・手描き友禅帯・角帯・カシミヤショール・ブローチ・帯留・陶器など。



*展示や商品についてなど、お問い合わせはこちらへ


posted by itonosaki at 18:56 | 日記

2017. 09. 28

紫の彩

今シーズン気になる紫色
紫色と言えば葡萄ですよね。


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そして、五感で感じる秋の収穫は
葡萄なくしては語れません。



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その実はひと粒一粒ころんとみずみずしく
葉に描かれた繊細な葉脈の線は
かすかに金と銀の光が見え隠れして
スクリーントーンのようなシルエットが奥行きを出しつつ
軽快なリズムを刻みます




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前回紹介のした洒落たスーツのような縞紬に合わせて
秋の夜長のワインの夕べに
何気ない顔で出かけてみるのも楽しい遊び
そういえば、11月には今年のボジョレーも到着しますね。



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季節を楽しむモノ・コト
盛りだくさんな秋です。


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☆染九寸「秋の実り」→ 東京手描き友禅・クワバラマキコ
☆縞着尺 → 染織・市川勝江
この縞着尺に使用の真綿の紬糸は、経・緯ともに全て東京産の多摩シルク(いわゆる日本生まれ日本育ちに繭からつくられた純国産の糸)。 ヤシャブシ・コブナグサ・藍の生葉で染められた糸をやわらく張りがある風合いに織り上げています。
【染織作家・市川勝江】:1926年「草木染」命名者の作家・山崎斌(あきら)を父に持つ月明塾・山崎桃麿氏に師事。
            草木染めを軸とした作品を作り続け、平成18年度より日本民藝館展へ毎年出品、入選も多数。
  



とうとう、ラスト3日です。

爽秋のお支度
「長月の手仕事」展
 2017年9月20日(水)ー 10月1日(日)




9月横DM絵柄面W.jpg


済んだ青空が心地いい風を運ぶ時、
手仕事で生まれたモノたちも季節の色を映します。
秋の彩りを日々の暮らしにプラスして
実りの時間をお楽しみください。

◇手仕事のお品モノ◇
草木染紬着尺・手織り八寸帯・手描き友禅帯・角帯・カシミヤショール・ブローチ・帯留・陶器など。



*展示や商品についてなど、お問い合わせはこちらへ


posted by itonosaki at 17:45 | 日記