今日は今年一番の春日和になるとか。
お弁当でも持って遊びに行きたいですねー。
さて、先日素敵なギャラリーを訪ねて秩父へ。
銘仙全盛期に建てられたであろう洋館やお店など
文化財としての建物がそこかしこにあり、
昭和の時代にタイムスリップしたかのような懐かしさ。

そして目指すギャラリーは
昔の蔵を改装してつくられた素敵な空間。


天井の梁はどっしりと広がりと落ち着きがあり
窓から差し込む光がやわらかな雰囲気を醸し出していて
とても居心地がいい。
今回は、手紡ぎの糸を草木で染め、
手織りで綿布を織り続けている作家・中本扶佐子さんの
愛情あふれる布たちの展示
ちょっとした縞のバランスや、色使いなど
洗練された素朴さというか
自然で頑張り過ぎない大人の和み布という感じでした。
糸紡ぎ(和綿)も少し体験させていただきましたが、
簡単そうに見えてこれがとても難しい。。
隣でやっていた小学生の男の子の方がずっと上手
やはり素直な気持ちが糸に現れてしまうのかも。。。
自分で紡いだ糸の無骨さを眺めつつ
細く繊細な一本の糸を作るひとつひとつの手仕事の大切さに
思いを馳せる春の一日でした。
こちらも自然の恵みを手仕事で表現しています。
↓
☆3月スペシャル企画
『さらりと粋に・藍と青梅嶋』
会期:3月25日(水)〜3月29日(日)
世界中に「青」は数々ありますが、
日本には「藍四十八色」という
青の濃淡の奥深い色鮮やかさを表現した言葉があるほど
「藍・青」があふれています。
甕覗き(かめのぞき)・藍鼠(あいねず)・深縹(こきはなだ)
濃藍(こあい)藍錆(あいさび)・鉄紺(てつこん)……
そして、古よりその「色」は限りなく、
日本の色「ジャパンブルー」として多くの人に愛されてきました。
この「藍」を慈しみ、人にも自然にも優しいものづくりを続けている
「藍染工房 壺草苑」
今回は、この工房より、
ストール、シャツ、ニット、小物など
選りすぐりの藍染めアイテムを揃え、
色とりどりの「藍」たちをご覧いただきます。
またアイテムそれぞれ、少し淡く・やや濃いめなど、
好きな色目/素材の指定も可能。
オーダーメイドの「色」が手に入れられます。


さらにさらに、
江戸後期に流行り女も男も粋な江戸っ子が競って着ていた
イトノサキ一押しの「青梅嶋」着尺も
いつもよりたくさんご用意しています。

素材にこだわり、
染めにこだわってつくられたその「藍」を
ぜひ手に取ってみてくださいませ。
お待ちしています!!
*カラーオーダーいただきましたアイテムにつきましては、
受注日から約1ヶ月〜1ヶ月半でのお渡しとなります。
*詳細・お問い合わせはこちらへ